コガマの花をこれからも・・

今日、ビオトープのあるところでの自然教室に参加した
ビオトープにはヒメガマがたくさん生えている
ヒメガマは花が終わってしまっている

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ヒメガマの群落の中でコガマの花穂が数本見つかった
コガマは兵庫県では絶滅危惧種Bランクになっている
今日見たコガマは花期がおわりつつある感じだ

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ヒメガマはコガマに比べて花が咲くのが早い
6月後半がヒメガマの花の時期だ

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このあたりではガマのなかまはヒメガマがすごく多い
ガマも池や川で群落を見ることがある
ガマの仲間の花の咲き方を見ると
雄花序と雌花序の間が空いているのがヒメガマだ
ガマとコガマは雄花序と雌花序はどちらもくっついているが大きさが違う
ガマは花の咲く時期がはやい

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コガマの花は7月に入って咲きはじめる
今日見たコガマは花の終盤をむかえている

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ところで、今日行ったビオトープでは2012年に突然コガマが生えてきた
植えてないのだが・・  不思議・・・
それから数年、どんどん広がり、また別の場所に広がりもしていった
「ほんとうにコガマは絶滅危惧種なの?」という感じだった

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ところがここ数年、コガマの勢いは衰えてきている
2012年に初めて見た場所ではコガマの株は生えているが
今年は花をつけていない
他の場所も花が減っている
さすがに絶滅危惧種、生え続けていくのにいろいろ条件がありそうだ

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これからもこのビオトープでコガマの花が見られる状態に
と願い、努力をしてみよう・・・

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