コガマ

今日はいつも整備をさせていただいているビオトープへ行った
そこでコガマの花が咲いていた

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このビオトープではコガマは植えられたことがないのだが
何故か数年前に突然現れて株を増やしている
兵庫県でも神戸市でもコガマは絶滅危惧種なのに・・・

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コガマはガマやヒメガマよりも花期は遅い
ガマやヒメガマは花はもう咲き終わっている
画像は今日のヒメガマのようすである

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コガマは下の雌花序と上の雄花序に間はなくくっついている
この様子を近くで見るヒメガマやガマと比べてみよう

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ヒメガマはの下の雌花序と上の雄花序ははなれていて
間に緑色の茎(柄)が見える
ガマはコガマと同じように
下の雌花序と上の雄花序に間はなくくっついている
ただしガマはコガマと比べて葉は広くて大きく、花穂も大きい

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ガマ類は花が終わった後雌花序だったところは円錐状の果穂になる
雄花序だったところは花は落ち枯れていく
ヒメガマは果穂の上に緑色の茎(柄)が残っている

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コガマは湿地で見たことがある
だが環境にシビアで突然無くなることがあるようである
なにせ絶滅危惧種だ
ビオトープのコガマの様子をよく見ていて
増えていくようにしなければ。と思っている

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が丸いは実が熟し切ったら綿毛で飛ばされていく
この綿毛をみると因幡の白ウサギを大事にくるんだ様子がわかるように思う
まさに蒲団(ふとん)だ・・・

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